メジャリーグラグビー・トライアウト情報第4弾の今回は、誰もが疑問に思っているアメリカのラグビー事情についてお話ししたいと思います。

世界的に見て、ラグビーといえばやはり、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、それからヨーロッパなどが思い浮かぶと思います。
残念ながらラグビーといえばアメリカでしょ!という人は少ないと思います。

では実際に、アメリカのラグビー人口やランキング、世界大会の成績などを見ていきましょう!

現在アメリカには、ユースからプロ選手など合わせると約12万人のラグビー選手がいると言われています。さらにチーム数は約2500チームあるそうです。これに対して日本は、同じく約12万人のラグビー選手と約3600チームあるそうです。選手人口自体にあまり差はありませんが、チーム数は日本のほうが多いようです。

では世界ランキングはどうでしょうか。
日本の世界ランキングは現在、男子が11位、女子が16位となっています。
アメリカの世界ランキングは現在、男子が15位、女子が5位となっています。
男子は日本のほうがランキングは上ですが、女子は世界で5位とトップレベルのチームと言えるでしょう。
ここ最近に行われたアメリカ代表(男子)の試合結果を見てみると

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今年行われた試合ではなんと負けなしの8連勝!
ランキング上位のスコットランドや、アルゼンチンからも勝利を挙げる活躍です!

女子の試合結果を見てみると

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今年は試合が行われていないようですが、ここ2,3年はランキングが上のイングランド、カナダ、フランスに対し勝利を挙げられていないようですね。

続いてセブンス(7人制ラグビー)の試合結果も見ていきましょう!
男子はこのようになっています!

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15人制に比べて試合数が多いセブンスですが、
2018年はここまで、31勝17敗4分けと良い成績を残しています。
昨年の世界ランキングは6位と15人制よりも世界的に上位に位置しています。(日本は19位)

女子の成績はこのようになっています。

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女子はここまで、17勝16敗という成績です。
昨年のランキングでは5位と15人制同様トップレベルのチームと言えます。(日本は11位)
セブンスだけで見るとアメリカは日本よりレベルが高いということになります!

結果だけでみると、アメリカ代表チームも決して弱くはないということが言えます。
アメリカラグビーも世界の強豪チームと同等に戦えるレベルであるということが、わかっていただけたのではないでしょうか?


そんなアメリカ代表の選手たちが練習をしているのが
カリフォルニア州チュラビスタ市にあるオリンピックセンターと言われる施設になります。

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私は実際に施設を見学させていただきましたが、”圧巻”の一言です。
こんな施設で練習・トレーニングが出来れば、競技レベルが上がることも納得出来ます。

現地のラグビー関係者の話では、MLRラグビーが始まったことによりアメリカ内でのラグビー熱が上がることは確実なことで、アメリカ代表の試合や、大学ラグビーを皮切りにアメリカ全体でのラグビーのレベルの底上げが期待出来るとのことです。

今後もアメリカラグビーの発展に注目です!


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